折り畳めて自転車にもなる電動バイク「Glafit」

ガジェット

※この記事にはプロモーションが含まれています。

先日、仕事の疲れもあり腰をやってしまいました。

そのため、バイクも少し控えており、以前から気になっていたマイクロモビリティを調べていると、地元の企業ベンチャーがクラウドファンディングで出資を募って約1億2800万円も集めたハイブリットバイクがあることを知りました。

昨今では、電動キックボードが色々と物議を醸し出してますが、そういったマイナス部分は抑えつつ、いいとこどりができる乗り物が楽しそうだと思い紹介させていただきます。

私と同じように購入を考えている方の参考になればと思います。

そもそもマイクロモビリティってなんだろ

自動車よりもコンパクトで小回りが利いて、環境性能に優れていて手軽な移動の足になる電動車両のことを指すようです。

国土交通省の定義としては以下のようになっています。

出典;国土交通省

具体的な乗り物としては、電動キックボード・電動モータ付き自転車(自転車バイク)・ミニカー等があります。

いずれも免許が必要であり、事故をした時のことを考えて保険等には入っておくべき乗り物です。

よく無免許で保安部品もついていないものが、ネットやフリマアプリで販売していますが、自分と相手を守るためには、交通ルールを守って最低限度の備えはしておきましょう。(保険やヘルメット等)

「Glafit」バイクについて

Glafitバイクとは

和歌山県に本社を持つベンチャー企業”glafit”が開発した新しいマイクロモビリティです。

                               

 

 

 

glafit gfr-02

出典:glafit公式HP

自転車にモータをつけたコンパクトな電装バイクで、扱いとしては原動機付き自転車と同じ扱いとなるため、乗車の際にはヘルメットや自賠責保険への加入が必須となります。

HONDAが開発したパタパタという、自転車にエンジンをつけたモビリティを彷彿とさせますが、電動モータ制御であること、折り畳みができ車にも搭載できるという利点から似て比なるものであるとは思います。

コンセプトが似た製品としては、今も根強い人気があるモトコンポもあげられます。

HONDA パタパタ 出典:Gazoo

HONDA  シティとモトコンポ 出典;Motor-Fan

パタパタは、1946年に開発された製品ですが、今売り出しても通用しそうなデザインだと思います。

glafitバイクの凄いところは100%の電動で自宅にも簡単に充電ができるので、充電用の設備等が不要なところが手軽で嬉しいところです。

また、折り畳みできることで、車にのせたり賃貸マンションでも玄関まで持ち込むことができるため、都心部で自転車置き場がない住宅でも維持できるのが今の時代にあってると感じます。

駅前でも自転車置き場はありますが、バイク置き場少なく駐車場所に困りますが、自転車の駐輪場に停車することができ、利便性が高いです。

そんな中でも一番のポイントは、他のモビリティとは違いモビチェンと呼ばれるシステムを搭載していることです。

モビチェンとは

モビチェンとは、(Mobility Category Changer)モビリティ・カテゴリー・チェンジャーの略となり、1台で電動バイクと自転車を利用シーンに合わせて切り替えることができる、独自のシステムとなります。

この独自のシステムは、現状の道路交通法に適用させるため、glafitさんが実証実験や警察への説明会等の並々ならぬ努力をされた結果、ようやく採用されることができた画期的なシステムです。

充電がなくなった時や大きな幹線道路等で危ないときに自転車として乗ることができるシステムです。

他のマイクロモビリティや電動バイクはありますが、充電が切れた時でも原付扱いなので道路しか走れないため、危険なあったりヘルメットを被ったままでないといけない等の制約が多くあります。

glafitのモビチェンは、そんなルールから開放されて自転車として歩道(自転車がO Kであることが前提)を走ることができるため、狭い道では自転車として走行し、坂道では電動バイクとして乗ればどんなところにもスイスイといけます。

自転車として駐輪ができる       バッテリー切れ時は自転車として走行

左:バイクモード時 右 :自転車モード

※モビチェンは後付けオプションとなっており工賃は別途必要となります。(2022年11月発売予定)

出典:glafit公式HP

glafitの性能は

公式HPより引用

SPEC

車両重量:19.4kg

電動走行距離:約34km

出力:0.25kW

最高速度:30Km以上(バッテリー満充電での平地走行時。バッテリー残量、荷重により変動)

バッテリー電圧:36V

バッテリー容量:9.6Ah

充電時間:2〜3時間

駆動方式:チェーン(自転車モード)、インホイールモータ(モータ駆動)

タイヤサイズ:14 X 2.125

制動装置:ディスクブレーキ

乗車定員:1名

ロック機構:指紋認証のロックが標準装備でセキュリティも万全

価格:198,000円(税込)

カラー展開

Flash Yellow.                                         Tide Blue

Shirahama White                                  Matte Beige

色々な人のレビューや動画から見ると走行距離は実質30km弱くらいになるみたいです。

通勤とかで使う場合は、片道20km弱位までが限度で、仕事場でバッテリー充電しておく必要がありそうです。

また、坂道ではやはりパワー不足となり、ペダルを漕いでハイブリットモードで走行しないとモーター駆動だけでは場所によっては厳しいみたいです。

基本はチョイ乗りのシティモビリティとしての使い方をするのがいいんだと思います。

カラー展開は個人的には、gfr-01のミカンオレンジとウメボシレッドを残しておいて欲しかったですw

ネーミングが和歌山ぽくって良かったんですが

どこで買えるのか、故障の時は

購入については日本全国の取扱店舗または公式HPからの購入が可能です。

全国の取扱店舗は、公式HPのShopから確認ができます。オートバックスでも取り扱いがされているため、ネットで売り切りで後の保証がない等の心配はなさそうです。

まとめ

販売台数の関係もあり、通常の原付よりも高いです。

スポーツタイプの電動自転車と比較すると高すぎることはないのかもしれませんが、日常のモビリティとして使うにはもう少し価格が安ければ買えるのにって感じです。

都心部に住んでいる人は通勤や日常の足とし使うには良い製品だと思います。また、車に積んでウィークエンドのキャンプで観光地巡りするにも使い勝手が良いのですごく興味がある製品です。

ネットでは似たような製品が、保安部品を付けずに販売されていることで問題になったりはしていますが、glafitさんは交通法規を守りつつ安全に快適に乗れるモビリティを展開してくれているので、もっと知名度が上がって普及してくれればと思い、今回記事を記載させてもらいました。

電動のキックボードがよくも悪くも取り上げられますが、バイクを乗っている身からすると、ボードの上にたっただけでヘルメットもつけず、制動装置やタイヤの大きさも小さいもので時速20Km近くも出るモビリティは怖くて乗れないです。

自転車であれば、30Kmくらいまでなら自力でも出せますし、glafiは保安部品等がしっかりしているので安心感が違うので、もっと普及してくれればいいなと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました